「植物と語る」を読んで、「描く」熱に火がつきました。 by じゅんか
新刊「植物と語る」公然の秘密の扉 --ゲーテとシュタイナーに学ぶ観察法--入荷しました。
自然観察系の良い本がね....軒並み絶版になっていて、大変寂しい思いだったのです。
そこへ来ましたよ!この本!
この本はとても良い本です。
なんといっても 勇気が出ます。
この本を最初に通読した時、とても元気が出ました。
人は日々、色んなことに思い悩んでいると思いますが、悩む時間は十分にあるのに、目の前にあるものを 「よく見る」「よくよく観察する」時間を案外とっていないものじゃないでしょうか。
この本は吉澤明子先生が20年間毎年主宰されていた合宿中の活動の集大成です。
「ヴィジオペーデ研修所」のメンバーの方々のワークショップの記録などがいっぱい詰まっていますす。
「どんなに絵が下手な人でも よく観察したものは描けるようになります」という冒頭の文章を読んで シャキッと背筋が伸びる思いでした。
目の前の植物をよく観察すること
思い出して描くこと
を繰り返す中で さまざまな気づきや学びがあります。
描く本でありながら、描くだけの本ではありません。
フォルメン、ぬらし絵、詩を詠みながら制作された協働作品などカラー図版も多数掲載、さらなる学びのヒントもいっぱい詰まった一冊です。
別冊の小冊子も、とても素敵!でぜひそちらもご覧いただきたいので、近日中にアップロードします。その紹介も、後日に。
おまけ。
この本を読んだ後、私は猛烈にスケッチがしたくなりました。
畑でとれた茄子と もいだばかりのりんごを描いていたら、高3の長男も、小6の次男も、「描きたい」と言って寄ってきました。
小6のさくひん。
高3のさくひん。
こんな日が ちょっと良かったです。
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Edited by じゅんか 2020/11/10 13:20:51
Last Modified 2020/11/11 16:58:47