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2011/02/25
春が気配が近づいている by たわふ
大地の四季」で、それぞれの季節のはじまりが書いてあります。(聖ペテロの日は2月25日とのこと)

「聖ペテロの日のころ、自然や気象を観測する人は、言葉には表せないことが大気のなかで起こっているのを知っています。腐食質を形成する放射菌が再び活動しはじめて、地面から湧きあがる微細な物質が大気の香りを変えるのです。この時期に地面のなかで起こっていることに、太陽はまだ影響していません。三月ほんらいの暖かさがやってくるのは二週間くらいあとのです。この時期に起こることは、地球が自分でしていることです。世界が植物で溢れるずっとまえに、大気の香りのなかに入りこむのは地球の内的な生命なのです。この地球の生命には、ミミズ、イモムシ、ムカデ、ダニのような、生きた大地を形成しているたくさんの小さな造り手たちも関わっています。彼らの仕事の内容は限りなく多様で複雑なものです。これをあえて集約すれば、凝縮と保持ということばで表せるかもしれません。」(P10〜11より引用)

本書で、聖ペテロの日は「狐がこの日最後に氷を渡る」とのことなので、二十四節気の「雨水」(2月19日ごろ)の「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」と似ていると思います。

昨日、こちら北海道伊達市では雨が降りました。最高気温も8度まであがりました。数日前から晴れが続き、ときどき駐車場にある硬い氷を割って、手の握力がなくなっていました。昨日の雨の中、ちょこっと力を入れたらパッキっと簡単に割れたので排水経路だけ氷を割ることができました。後日氷点下になって、水がたまっているとスケートリンクになるので、ここだけは割りたかったのです。

「啓蟄」(3月6日)は「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也」とのことで、大地が暖まって冬眠をしていた虫が穴から出てくるころとのこと。
(中国か香港かで、虫がうごめくと同時に、悪い感情や思いもうごめくとかで厄除けをするとかしないとか聞いたことがあるけど)

こちらは北海道なので、畑はまだまだ、掘れる状態ではないので本当に、虫が動き出しているのかは分からないのですが、今年は、冬が短くて春が早いような気がします。本州では、ふきのとうがでているのではないでしょうか? はやく春が来ないかなあと待ち焦がれています。

でも、今年のイースターは4月24日とすごく遅いので春が長いのでしょうか。

P.S.
聖ペテロの日をネットで調べると夏のような記載があったのですが、本書がまちがっているのでしょうか??知っている方あれば教えてください。(聖ペトロの使徒座のことなのかな?)

   

Edited by たわふ 2011/02/25 14:01:24
Last Modified 2011/02/25 14:05:28

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