夏のはじまり by たわふ
「大地の四季」で、それぞれの季節のはじまりが書いてあります。
「五月二十五日、聖ウルバンの日には夏が始まります。この日はその天気が秋の気候にとって決定的なものとなる有名な日のひとつです。たとえばこの日がよい天気であれば葡萄がよく育ちます。」(P45より引用)
去年の5月25日は記録していないですが、気象庁の北海道伊達市の天気を見ると、日照0時間で雨量が記録されているので、くもり時々雨という感じだったようです。
葡萄がよく実ったかどうかはよく知らないのですが、去年の近所のさくらんぼは全滅でした。(栽培されているさくらんぼではなくて、野生というか管理されていないさくらんぼがあるのです。)また、木村秋則さんの無農薬・無肥料の自然栽培の実習にも少し参加しているのですが、ここのさくらんぼも全滅でした。(余市のリンゴ裁判になった場所で去年から実習があるのですが、そこにさくらんぼの木があります。なぜかリンゴはない)他の地方では豊作のような記事がありますが、北海道でそれも私の知る範囲ですが。
今年から、葡萄のことも聞いておいて、記録をとっておこうと思います。(今25日未明、雨がざざざーと降ってます・・・。新聞を見ると壮瞥町で標高の高いところから低いところまで梅の木がある公園があり、全面に満開になったそうで、2年連続で珍しいとの記事をみました。今年は雪解けが早かったけど、全然、暑さが来ない遅い夏というか、涼しい長い春になりそうで、去年と似ている気がする。2011年イースターは、計算上一番遅い25日の一日前の4月24日であったし。去年のこの時期はペンテコステだった)
「こうした春の花は、五月までまだ残っているある程度の涼しさを必要としています。すべての果樹もその仲間に含まれます。木々の果樹がこれほど美味しく、濃厚なのは、まだ涼しいころに花を咲かせ、夏の太陽のなかで熟すからです。暖かすぎる地域から来た有核果には味気がなく、香りもないことはよく知られているとおりです。きらびやかに見えるのは強烈な光が照りつけて色づけしたからです。この強すぎる熱が香りまで焼いてしまったのです。」(P46より引用)
涼しさは必要だけど、涼しさが6月以降も続くと、実になる作物は不作になるので、早く暖かさが来てほしい。(カッコウは今年はいつ鳴くだろうか。全然鳴く気配がないような)
[2011/05/26追記]
2011/05/25はすばらしい晴天というわけではないが雨は降らず、少し雲がかかるくらいの天気だったし、少し肌寒いけど暖かかった。今年は葡萄がよく実るかな?(5月はカトリックでは聖母月というらしい)
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Edited by たわふ 2011/05/25 02:29:49
Last Modified 2011/05/25 21:05:51