秋のはじまり by たわふ
「大地の四季」で、それぞれの季節のはじまりが書いてあります。
「盛夏も過ぎた八月の終わりになると、朝夕の空気が特別の香りを放つのを観察できます。もはや純然たる夏の朝の香りではなく、かといって藁や刈り株の香りのなかにコオロギが鳴きわたるようなやわらかな夜でもありません。日が高いあいだは、まだまだ圧倒的な夏の力のまえに跡形もなく消えさっていても、腐敗と落葉の香りは、もう夏の香りのなかに忍び込んでいます。
古くからの言い伝えでは、秋は使徒バルトロメオの日、八月二十五日に始まります。このころ、はじめて秋を強く感じます。ヨハネ祭(夏)の章で述べたあの「夏の層」が地球からふたたび離れてゆくのが感じられます。晴れ渡った暑い日々は九月、十月にもまだまだあるでしょうが、夏がもう過ぎさってしまったことは朝夕明らかです。」(P53より引用)
こちら北海道ですが、今年の夏は北海道にはめずらしく蒸し暑い日が続きました。朝夕は、さすがに涼しくなるのは例年と同じなのですが、湿度が高いのには、まいりました。
暑いので、夏休みの息子は毎日、洞爺湖で泳ごう泳ごうとうるさいです(我が家は洞爺湖の湖畔に近いところに引っ越したのでした)。私も昔スキューバを少しだけかじったので、マスク(水中メガネ)、マリンシューズ、フィンをつけて泳いでいます(シュノーケルが折れて壊れたのが残念)。急ぎ、息子用もリサイクルショップで調達。
お盆を過ぎると、曇りや雨で、もう気分は日中から秋の様相、何かの予測で秋が早いと聞いていたので、夏は終わりだ、もう泳げないなあ、と思っていたのですが、8/25前後から晴れが復活し、暑い日が続いています。さすがにこの頃は、湿度も低めになり、蒸し暑いのはなくなりました。
それでも、暑いので、夏休みが終わった(北海道は8/17から2学期)息子は、土日になると、多少涼しくても泳ぎにいきます。
雨と晴れを繰り返し、雨のたび、温度がすこし下がることでしょう。
いつまで、透き通った青い水の中から光を見上げることができることか。
追伸。
8/25には特に何も起こらなかった様子。一説には、精神的な部分で色々起きているようなことも聞きますが、私個人としては、8/25前後はドタバタでした。そのため8/25にこの大地の四季の秋のはじまりを書こうと思っていたのに今書くこととなりました・・・。
Tweet
Edited by たわふ 2011/09/01 12:02:08
Last Modified 2011/09/01 13:07:04