「農業講座」の魅力 by たわふ
私がシュタイナーに本格的にハマッタのは、さっきほどの記事内に書いた、このみさんとの農業講座の勉強会です。
シュタイナー教育も、確かにいいのですが、結果がすぐに分からないということがあります。3歳・4歳の時の影響が、小学校のころにならないとわからないとか、いや、もっと先の成人になるまで影響するなど、結局、どれをどうしたら、どの歳にどれだけどのような影響があるのかを実感するのは、すごく先にならないと分からないことがあります。
でも、農業は、1年後には結果がでます。早ければ1ヶ月以内に結果が出たりします。(芽がよく出るとか、成長が元気だとか)
また、日常のありふれた自然の出来事が、目の前に現象として現れます。たとえば、雪は宇宙のエネルギーによって作られ、それが大地に浸透して、大地を活性化させるとか(なので、同じ農法だったとしても北海道や雪深い地域の農産物が、雪が少ないところよりは美味しかったりします)、秋頃の水溜りは、翌日にはなくなるぐらい、すぐに地面に吸収されるけど、春頃の水溜りは1日ではなくならず、ぐちゃぐちゃしている。(これは、水のエレメントが大地に入っていく時期と出てくる時期に関連している)
普段、当たり前と思っている自然現象を、少し気にしてみてみると、結構おもしろい関連が見えてきます。
バイオダイナミックの農業には家畜が必要です。なので動物の特徴とかも、気になりだします。動物の本質にも書いてありますが、動物は人間をベースに体の一部が特殊化したもので、牛は、新陳代謝系に偏った動物であるため、ゆっくり動くし、草を何回も何回も反芻して消化する。鳥は、頭に偏った動物であるため、足は退化して消化器系も退化し、食べたものは、そんなに時間がかからず糞になる。普通の現代科学とは全く逆で、人間がベースであり、決して、サルから進化して人間になったわけではないといことが分かってきます。
そうそう、ニュースになっている蜜蜂が消えることも「農業講座」に書いてあるような気がします。
「今日人びとは、あまりに短い時間の単位でものを考える傾向があります。あるとき、ミツバチの飼育に関して議論された際、ある養蜂家が、女王バチを買い求める人が非常に多いので、女王バチを工業的に飼育するのがいい、個々の養蜂園で女王バチの飼育をやっていたのでは間に合わない、と熱心に説いていました。そのとき私はこう言わざるをえませんでした。いやまったくあなたの言うことは正しいかもしれません、しかし三十年か四十年後とは言わないまでも、四十年か五十年経ったころには、だれもが、それによって養蜂業が完全に崩壊してしまったことに気付くでしょう。」(農業講座P263より)
また、以前、いのちの饗宴2009に出店するために斉藤牧場に行きましたが、斎藤牧場の牛は、普通の乳牛よりも寿命が2倍ぐらい長いそうです。普通の乳牛よりも搾る牛乳の量を少ないそうです。これも、シュタイナーが(「農業講座」ではなかった気がしますが、どれかの本で)搾りすぎているので、100年後には、この産業はなくなっているだろうというようなことを言っていたと思います。現在、牛は人工授精で妊娠させ、牛乳を搾っているわけですが、その受精率が年々下がっているそうです。私の勝手な憶測ですが、搾りすぎた牛から生まれた子牛はエーテル的に弱くなり、さらにその子牛から生まれた子牛はまた弱くなりとどんどん、生命力が落ちているのではないかと想像します。あと十数年後には牛乳が飲めなくなるのかもしれません。
とりとめもなく、長々と書きましたが、畜産試験場で受精率が下がっていると聞いたとき、以上のようなことを思ってしまったわけです。ミツバチも世代ごとに生命力を奪われていっているのかもしれません。(畑の農薬が原因とも言われていますが、日本ミツバチには関係ないとも言われています。)
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Edited by たわふ 2010/04/09 01:35:50
Last Modified 2010/04/09 01:49:03
コメント(Comment)
みなさん 斉藤牧場さんの牛乳はほんと腐らないよーーー
私はもったいなくて ちょびちょび飲んでいて気がついたら2週間すぎていましたが すこし 苦くなっただけ
子供達も普段の牛乳と味が違うとこっちが 甘いと言ってました
たまにしか 飲まない牛乳
値段じゃなく 本物が飲みたいね
斉藤牧場の牛乳は最高です
ぜひ お試しあれーーー
通販ありです
斉藤牧場で検索してください
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投稿者(Contributor):ようこ|2010/04/11 05:41:43