ペレのあたらしいふく by じゅんか
先日 お客様と話していまして
羊の毛が 手芸用の羊毛になるまでのプロセスを思い出しました.....。
羊の毛が きれいに ふわふわになるまでって かなり大変なんです....。
今 都市で生活している人にとっては 毎日食べる食事でさえも、どのように作られているかを実感できる機会は少ないと思います。
たとえば 野菜ひとつとっても。種をまくだけで 美味しい野菜ができるわけではないですね。
沢山の手間とお天気と土と.....さまざまがあわさって 毎日の美味しいごはんをいただくことができますね。
でも これを子どもたちに伝えるのって大変!
だって 生活の中に 畑仕事のあるおうち、少ないですものね!
話は飛びますが エルサ・ベスコフの絵本「ペレのあたらしいふく」がとてもおすすめです。
![ペレのあたらしいふく 絵本 ひつじ 羊毛](http://blog2.tenkachisei.jp/dlf/big/676.jpg)
小さな男の子、ペレは 小さいひつじのお世話をしています。
小さいひつじは大きくなるばかりですが ペレのうわぎは短くなるばかり....。
ペレは ひつじの毛を刈って それで上着をつくることを思いつきますが...
ひつじの毛を刈ってから 沢山の人の手を借りて、また 沢山の人のお手伝いをして
ペレのあたらしいうわぎはできあがっていきます。
人は一人で生きていけないし
また 目の前にあるどんなものも 沢山の手間がかけられています。
でも この絵本は全然お説教くさくないんです。
絵がとても かわいくて
そして何より、読み聞かせている大人自身が、子どもに戻ったような気持ちで
わくわくしながら 次の作業へ 次の作業へと進んでいくのです。
どうぞ皆様 ぜひ読んでくださいね!
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Edited by じゅんか 2016/09/01 13:05:08
Last Modified 2016/09/01 13:17:11