「ディオティマ」の絹織物について by ヨーコ店長
「ディオティマ」の絹織物について
ラオスシルクの良さは、その手造りの風合いにありますが
うーーーん、実際手に取ると即わかることなんだよね。ここに来てほしいなあ。
かわいらしいお店もできますよ。
北海道に来ることがあったら寄ってねーーー。
ところでみなさんも知っているかもしれませんがもしよければ読んでね。
アジアの農村は今も子だくさん。農業だけでは人手が余ってしまうので、特に女の子はね、それでみんな都会に出ていっちゃうみたい
悲しいのは、中には自分の身体を乱暴に扱ってしまうこともあるんだよね。
背に腹は変えられなくてね。
そういう実情の中で、絹織物を始めとする地場産業は今大変注目を集めていて、それが「一村一品運動」とか「フェアートレード」とか、なんてかっこいい名前を付けられたりもするけどね。
ではラオスシルクの良さ、機械織りとの際だった違いは二つ。
- ある程度の厚みがある。しっかりしている。絹と聞くと薄くてふわりという印象を持つ人が多いと想うけど東南アジアの絹は大体しっかりタイプですね
この厚みをある種の「ごわごわ」に感ずる人もいるようですが
現地ではこの手触りこそがいいと言われていますし
また水に浸すか蒸せば、すぐに柔らかく肌になじむ様になります。
- 織り上がりが一様ではない。
糸を紡ぐところから
”HANDMADE"ですから微妙な「細い太い」が生じ
それが「画一品」「企画品」「工場製品」とは違う
《かけがえのなさ》になるのですよね。同じ布はないよね。
悠久のときの流れのシルクなり
文学の素養マイナス150の私に一句浮かんじゃうくらいだからさあーーー
まさに「布は生き物」いや「布は教師」だからね。
ちょっとまた真面目な話に戻って
一時この絹織物の生産は戦乱や政治問題の影響で消えてしまいそうになったですって。
それが日本を始め沢山の国々からヴォランティアの人達が駆けつけたりして現地の人々の涙ぐましい努力もあり再び火が灯りました。
そして 聞いてーーー
中心になったのは やっぱり 女性!!
まったく男社会ってさ、人類の芸術的未来を任せておけないよね。
よーーーし 私もやったろう!! えっっなにを 決まってるでしょ。
だから 人類の宝を守る決意を固めた。って えっ!!ちょっと 大げさだけどさあーーー
でもそんな感じでアジアンシルクとのお付き合いが始まったわけ!!
イエーーーイ
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Edited by ヨーコ店長 2010/06/27 06:04:31
Last Modified 2010/07/09 13:22:54