いまどきの療育(2) by じゅんか
ははあ.....確かにうちの子どもは大変真面目ですが、苦手なこともいくつかあります。
わかりやすいことで言うと、「機転をきかせること」「とっさの判断」「踊りなど『動き』をマネすること」「一旦覚えた記憶を訂正して覚え直すこと」「馴れない環境」などは おおむね苦手だと言えます。
でも、親の私が冷静に判断できないのは 世の中のどの子どもだって 苦手なことはあるわけで、ことさら自分の子どもの苦手なことに注目して、支援を希望してよいものかどうか 大変迷います。
そう、ウチの子の場合はたいていの苦手なことを 自分ですごく努力することで 授業中のあれこれをクリアしています。運動会前には 家でダンスを練習して、友達と毎日走って 「うんどうかいで、かつ!」という自分の目標に向かって頑張っています。
先生方はその頑張りをみていてくれたんですね...。ちょっとムネアツです。
先生と面談で話しているうちに思い出しましたが、うちの子は 努力する...それは素晴らしいんだけど、ちょっと深刻すぎる、真面目すぎるところもあるのです。
特に先生方に叱られたことは 一生懸命守ろうとするのです。「テストがわるくて、漢字をべんきょうしないと!」と言われた日に、ずーっと漢字を練習して、私が止めるまで練習して、気付いたら27ページも漢字を書いてた日があったのです。
深刻な顔をして、長時間がんばっているので、ついに私が止めました。
「べんきょうしないと」はテストの悪かった子に向けたお叱りだったんですけれど、先生としては全員に向かって言います。
これはごく普通のこと!点数の悪い子だけ立たせて叱るような時代ではないですもんね。一生懸命努力するのはいいんだけれど、ちょっと悲壮感が漂っていて なんだかなーと思ったことを思い出しました。
そのほかもろもろ先生と沢山話しました。
「では できれば 要観察ということでお願いします」ということで落ち着きました。「特別支援学級を希望する」「普通学級で支援を希望する」か「全く支援を希望しない」の3択なので、「要観察」はきっと「普通学級で支援を希望する」ということになったかと思います。
実際には教育現場は大変人手不足で、次男のための支援員さんはおそらくつけられないと思います。
でも 学校全体で子どもたちの困り感を見守っていこう、と そういう気概を感じました....。
公立小の先生方、沢山のもろもろの雑事があるなかをこんなに 子どもの立場に立ってくださるのか!と本当に感謝してもしきれないな、と私は思いました。
学校の皆さん ありがとうございます。
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Edited by じゅんか 2018/11/09 20:47:18
Last Modified 2018/11/09 23:14:31