フォルメンごっこ(3)-1 by じゅんか
さて、フォルメンごっこも3日目を迎えました。
フォルメン・レッスン1の場合は これから描くフォルメンの形の通りに、
身体を動かしてみる...といった記述があります。
それでね ここが ワタクシ的にはツボなんですが
「できるだけゆっくりと」動かすんですね。
「できるだけゆっくり....」「できるだけゆっくり.....」って実は私にとっては 大きな課題です。
10ウン年前に シュタイナー幼児教育者のための授業を受けたことがあります。
その時も「手遊び」「人形劇」などの練習がありました。
それも「なるべくゆっくりと」という指導でした。
リズミカルに 早くてもいいじゃないの、と思うかもしれませんが
確かに 「できるかぎりゆっくりと動く/動かす」ことが どれだけ大切か....少しわかった気がしました。
「早い動き」は幼児にとって それ自体が暴力になってしまう...というのもその時に わかりました.....。
うまく表現できませんが、確かに小さい子にとって 早い動きは暴力なんです...。
コドモが小さい時は、「ゆっくりと動く」ってとても大切なんです。
だけど 私にとっては これが一番苦手なことで、ほんの数十秒のことであっても 「できる限りゆっくり動く」ためには 動きそのものに集中していなければなりません。
皆様はどうだかわかりませんが 私自身はそうなんです。
ですから 一つのフォルメンに 短い詩がついていたとします。
詩を朗誦しながら できるだけゆっくりと動けたら......たぶんそれが一番良いのじゃないかと思います。
が これまで2回やったフォルメンごっこの時 私はそれができませんでした。
短い詩を暗唱しておけたら もっとよかっただろう!と思うし
もっともっとゆっくり動けたら さらによかっただろう!と思います。
どんなに簡単な(簡単に見える)レッスンであっても 魂をこめれば どんどん深いレッスンになるのだろうことは 少しわかります。
でも 今のわたしは 「たとえ不完全であっても楽しみたい」とも思っています。
そんなわけなんで フォルメンごっこ3回目も準備します。
今回レッスンしようと思っているページには波型のフォルメンが描いてありました。
フォルメンを描く前に 波型にステップを踏んであるく.....。という課題がありました。
子どもたちが帰ってくる前に わたしが波型に歩いてみます。
子どもたちが帰ってきて 遊んでいるときに どうしたら コドモも波型に歩く気になるか...をいろいろ想像します。
床に 波型のラインを描いておくのがよいか?
足跡の絵でも準備するか?
波型に毛糸とか 絹布なんかを配置して 美しい世界を準備しておくか?
色々を想像しているうちに 子どもたちが帰ってきました。/長くなるので続きます。
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Edited by じゅんか 2016/04/12 14:07:39
Last Modified 2016/04/12 14:43:40