秋の夜長に思うこと(2) by じゅんか
たとえば 私がシュタイナー教育に傾倒し始めたとき、実両親の反発が一番強くて、「シュタイナーはオカルトだろう?」と言われたことが何度も何度もありました。
これは割とよくある指摘です。オカルト的な要素、スピリチュアルな側面が多いシュタイナー教育に批判的な人は沢山います...。
それを知っていても 何度指摘されても 私は シュタイナー教育ごっこをやめられません。他人から見て どんなに珍妙に映っても、どうにも気になり、好きなのです。
私が一番惹かれたのは シュタイナーの幼児教育ですし これはもう ハマってみたら実に楽しいものでした。
でもね、同時に思うことは テレビを見ないこととか ゲームをしないこととか そんなことより大切なことがあるなと感じています。
それは 「ものごとのありのままを見る」という生活態度です。親側の生き方の問題ですね。シュタイナーの4大主著「神智学」の中の「認識の小道」だけでも 機会があったら読んでみてください。この部分だけなら大変短いです。
シュタイナー教育は確かにスピリチュアルな要素が強いのですが、「認識の小道」については 宗教を問わず、信条を問わず、誰もが意識してもいい真理ではないかと感じています。
ものごとのありのままを見る....先入観も思い込みもなく....というのは 案外簡単そうで簡単ではありません。でも これができたら 日々の人間関係でも、子育てでも、こじれずに済むことは沢山あるような気がしているのです。
日々起こることのすべては愛から起きています。
長男が7歳まで 毎朝一緒にお祈りをしていました。
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私の頭も私の足も
神様の姿をしています。
私は心にも両手にも
神様の働きを感じます。
私が口を開いて話すとき
神様の意志に従います。
どんなものの中にも
お母様やお父様
すべての愛する人々
動物や草花
木や石の中にも
神様の姿が見えます。
だから こわいものは何もありません。
私のまわりには
愛だけがあるのです。
(※多少言い回しの違う訳もあります。ご了承ください)
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そうですね。すべての出来事は 愛からできています。
「だからこわいものは何もありません。
私のまわりには 愛だけがあるのです。」
毎日は無理でも 時々思い出せればいいなと思います。
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Edited by じゅんか 2018/11/17 18:02:19
Last Modified 2018/11/17 18:17:50